雨水(うすい)は二十四節気(にじゅうしせっき)のなかの今年2番目にくるもの。
1番最初が立春、そして今日の雨水です。
季節で言うと空から降るものが雪から雨に変わり、雪が溶け始めるころ。
雪が雨水になるというようなことですね。
ちょうど雪や寒さのピークを越えていく頃です。
雨水の次は、冬眠をしていた虫が穴から出てくる季節の啓蟄
これからどんどん春に向かっていくんですね。
二十四節気は1年に24期間ありますが
その24期間をさらに3つに分けた、七十二候(しちじゅうにこう)という分類もあります。
七十二候は、二十四節気のひとつを約5日ずつに分けています。
雨水はつぎのように3つに分けることができます。
まず、土脉潤起(つちのしょううるおいおこる) 雨が降って土が湿り気を含む 。
次に、霞始靆(かすみはじめてたなびく) 霞がたなびき始める 。
そして、草木萠動 (そうもくめばえいずる)草木が芽吹き始める。
この七十二候の意味を見るだけで本当に春にちかづいてるんだなぁと思いますね。
二十四節気は、カレンダーによっては載っているものもありますし
七十二候は、高島暦などに載っています。
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いろいろと季節のことや方位のことや〇〇するのに良い日とか載っていておもしろいです。
年末に書店で本を買ったときに高島暦をもらったことがあるんですが簡易版かな?
日本は四季だけでなくこういうように、二十四節気や七十二候な季節の表現のしかたがあって
季節を知ったり季節を感じたりできるところがいいですね。
二十四節気はこのように24あります。
【春】立春・雨水・啓蟄・春分・清明・穀雨
【夏】立夏・小満・芒種・夏至・小暑・大暑
【秋】立秋・処暑・白露・秋分・寒露・霜降
【冬】立冬・小雪・大雪・当時・小寒・大寒
今日は雨水、寒さもあと少し。