ぼたもち 手作り

毎年、春と秋のお彼岸に作るぼたもち(おはぎ)です。
いつもあんこを煮詰めて火を止めるタイミングに緊張するので火を止める目安をまとめました。

 

粒あんの火を止めるタイミングはいつ?

あんこ 火を止める時間

あんこを煮詰めて火を止めるタイミングは、こんな感じでけっこうあんがドロッとしたところで火をとめるのがコツです。
初めて作ったころは、出来上がりをイメージをしてたから、あんがかたまってたから火をとめてたんだけど、そうしたらあんが冷えてきたらパサパサ。

あんがドロッとしててちょっと早いかな?と思っても冷めたらかたまるので大丈夫です!

あんのかたさは好みもあるから火を止めるタイミングも少し違うかもしれませんが、上の写真の感じで市販のぼたもちのあんこです。
もう少しベタっとしているぼたもちが好きなら少し早めに火を止めるといいです。

小豆を煮詰める時間の目安

小豆を煮詰めてあんこにする時間の目安は、今回の場合は砂糖を入れてから30分弱で出来上がりました。
詳しい時間や分量も下に書いています。

粒あんのつくり方と時間

①小豆をざるに入れて洗う。

②鍋に水と小豆を入れて火にかける。
水の量は小豆の4~5倍
鍋にもよりますがふたをして10分ぐらいで沸騰します。
粒あんのつくり方

③沸騰したら小豆のアクを取るためにざるにあけて洗う。

④再度鍋に水と小豆を入れて火にかける。

④途中であくを取る。
粒あんのつくり方

⑤沸騰したら火を弱めて煮詰める。

⑥水面から小豆が出ないように水を足しながら煮る。
水を足しながらの量は水面から小豆が出ない程度ですが、「こんなに水があって本当にどろどろになるの?」って心配になることもあります。
初めて作ったころの私がそうでした。
心配な場合はゆで汁を別の容器にすくって入れておくといいですよ。

そして水が減ってきて、水を足す時にそのゆで汁を入れるようにしていました。

⑦小豆を指で軽くつぶせるようになったら砂糖を数回に分けて入れて混ぜながら煮る。
沸騰してから約20分弱で柔らかくなります。
砂糖は2~3回に分けて入れないといっきに入れてしまうと豆がかたくなってしまいます。

⑧塩をひとつまみ入れる。
塩をひとつまみ入れるだけ味が引き締まります。

⑧煮詰めてドロッとなったら火を止める。

あんができあがるまでの写真

砂糖を入れて15分経過
粒あんのつくり方

20分経過
粒あんのつくり方

25分経過
あんこ 火を止める時間
時間の経過で水分が少なくなってきてどろっとした感じになってきます。

粒あんができあがるまでの時間は?

あんのできあがる時間

小豆を洗って沸騰させる、小豆を洗って再度水を入れて沸騰させて、小豆が柔らかくなるまで40分ぐらい。

そして小豆が柔らかくなって砂糖を入れてと煮詰めるのに約30分。

合計で70分(1時間10分)でした。
火加減や小豆を洗う時間なども考慮して、もう少し時間がかかったりすることもあるけど、粒あんができあがるまでの時間は1時間半もかかりません。

手作り粒あんの材料と分量

今回作った材料と分量は
・小豆250g
・砂糖(三温糖)200g
・塩ひとつまみ
おはぎの砂糖の量の写真

砂糖の量を見るとびっくりします。「えっ!?こんなに砂糖つかってるの?」って
でも市販のぼたもちってもっと量が多いですよ。(小豆と砂糖が同量)

砂糖の量を調節したい

手作りのぼたもちは甘さを自分で調整できるところがいいです。
上の分量の小豆250gに対して砂糖200gは人によっては甘いかもしれないし、甘さが物足らないかもしれない。
好みの甘さってものがありますからね。

小豆250g砂糖200gは甘すぎるってことはない甘さだと思います。、小豆が250gなら砂糖を150gぐらいから入れて味をみながら追加していくといいですよ。

もし家族など食べる人の中に甘いのが苦手だとか、甘さを控えている人がいたりで、砂糖を少な目でつくることになったら、甘いものが好きな人は、きなこにお砂糖をまぜてかけると甘くておいしいです。

手作りあんこが余ったら

手作りあんのメニュー
今回は小豆250gで米を3合でつくりました。
米の割合は白米1合ともち米2合です。

その時によっていろいろですが、合計3合でぼたもちが20個ぐらい作れます。

これでだいたいあんも使い切るという感じですが、もし余った場合はあんを使ったおやつにします。

◆トーストにマーガリンをぬってあんをのせる。
◆パンケーキにあんをのせる。
◆バニラアイスや抹茶アイスにあんをのせる。
◆お餅を焼いてあんをのせる。

というようにいろんなおいしい使い方ができます。
手作りあんが残ったら

たくさんあまったら冷凍庫に入れて保存することができます。
ジップロックに平らにして入れると使いたい分だけ簡単に割れるし、早く解凍できます。

思ったより簡単につくれる手作りあんをぜひ作ってみてくださいね。


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