お気に入りの服に油がはねた…!
気をつけていても、外食や夕食の準備中などで知らないうちに服に油染みができていたなんてこと、ありますよね。
子どもに「油とんでる」と言われて見てみると、グレーのスエットに点々と油が飛んでいる。
前日の食事のものだとわかり、慌ててクレンジングオイルでシミ取りをしたのですが、油の点々は消えたものの、まさかのシミが広がる大失敗。
そこで今回は、
- 油染みが広がってしまった失敗例
- 最終的にキレイに落とせた方法
- 使用した洗剤の種類やコツ
を、画像つきでビフォーアフターも交えながら紹介します。
スポンサーリンク
クレンジングオイルで油染みを落としたら…広がってしまった!

まず試したのは「クレンジングオイル」
クレンジングオイルなら皮脂やファンデも落ちるから、油汚れにも効くはず!と思って試した手順はこちらです。

- 油染みに直接クレンジングオイルを塗る
- 5分ほど置いてからやさしくもみ洗い
- ぬるま湯ですすぐ
- 洗濯機でいつも通り洗濯
結果は…?
一見キレイになったように見えるけど・・・

油染みの点々は薄くなったけど、なんだか広がったような丸い跡、角度によってはシミがはっきり浮かび上がる状態です。
「クレンジングで余計に広がったかも…」というモヤモヤが残りました。

せっかく油のシミが取れたと思ったのに・・・
再チャレンジ!食器用洗剤で油染みをリセット
広がったシミをなんとかしたくて、次に思い出したのが
「油汚れにジョイ〜♪」のCMソング。
ふだんは他の食器洗剤を使っていましたが、このときばかりはジョイの力を信じてスーパーへ走りました。
JOYでシミ落としの手順(クレンジングと同様)

- シミに直接JOYを塗る
- 5分ほど置いてからもみ洗い
- ぬるま湯でよくすすぐ
- 洗濯機でふつうに洗う
結果:スエットの油染みがキレイに消えた!
洗濯後のスエットがこちら

うっすらシミが見えていた部分が、どの角度から見ても分からないほどきれいに!
衣類を傷めることもなく、油染みがスッキリ落ちました。
スポンサーリンク
なぜjoyで落ちたの?
水に溶けにくい性質の油汚れには、界面活性剤を含んだ中性〜弱アルカリ性の食器用洗剤が効果的です。
界面活性剤は油分を包み込んで水中に分散させ、汚れを落としやすくします。
そして中性洗剤より弱アルカリ性のほうが油に強い。
ジョイは弱アルカリ性なので、なるほど皮油汚れに強いというわけです。
記事公開日:2021年3月22日 11:03 PM
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【追記】
弱アルカリ性だったJOYが中性に変わっていました。
ボトルを見てびっくりしました。
JOYはリニューアルして弱アルカリ性から中性に変更したのだそうです。


弱アルカリ性だから油汚れが落ちた、中性洗剤だったら落ちなかったの?と思いそうですが、次に書くように洗う順番にも原因があったようです。
そして油汚れを次の日まで持ち越してしまったことも・・・
油染み、クレンジングか食器用洗剤か?
ファンデーションや口紅が服についたときはクレンジングオイルでもんで洗うから、スエットの油染みもまずクレンジングオイルを使いました。
ネットで油染みの落とし方を見ると、
・油が飛んですぐにシミを落とす場合や油のハネが軽度の場合は食器洗剤
・落ちない場合や頑固な油はクレンジングオイルを使う
というのが多かったです。
私のように時間が経ってから気づいた場合は、先に食器洗剤を使ったほうがよかったみたい。
まず食器用洗剤を試し、それでも落ちないときにクレンジングを使うということです。
まとめ|油染みはまず「食器用洗剤」で試して!
焦ってクレンジングを使う前に、まずは台所の食器用洗剤を試してみてください。
お気に入りの服も、きっときれいに復活できますよ。
そして油がついたらすぐ対処が鉄則!です。
服に油が飛んで焦ったとき、この記事が少しでも参考になればうれしいです。
スポンサーリンク