2025年もいよいよ年の瀬。毎年話題になる「新語・流行語大賞」が、今年も発表されました!
年間大賞に選ばれたのは、高市早苗首相の発言「働いて働いて働いて働いて働いてまいります/女性首相」。そのほか、「ミャクミャク」「古古古米」「トランプ関税」など、社会やネットを揺るがせた言葉がトップテン入りしました。
今回は、2025年の流行語トップ10とその背景、選考委員のコメント、SNSから生まれたワードの存在感まで、今年の「ことば」で振り返る日本の今を徹底解説します!
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2025年新語・流行語大賞が決定!トップテン一覧はこちら
少し長めのタイトルになった2025年の新語・流行語大賞。
「女性首相のあの言葉」が年間大賞に選ばれたことで、大きな話題となりましたね。
まずは年間大賞とトップテンに選ばれた言葉を一覧でご紹介。
どんなワードが世の中で注目を集めたのか、一気に見ていきましょう!
年間大賞は初の女性首相の名言
2025年の年間大賞に輝いたのは、高市早苗首相が自民党総裁選で勝利した直後の発言。
「働いて働いて働いて働いて働いてまいります。」という、5回の“働いて”が印象的なこの言葉。
結論から言えば、このワードは日本初の女性首相としての覚悟と責任感が込められており、多くの国民の心に強く響いた結果といえますね。
高市首相の決意の表れを感じます。
2025年のトップテン語を50音順で紹介
ここでは、2025年の新語・流行語大賞「トップテン」を50音順で一覧にまとめました👇
| 新語・流行語 | 説明の概要(簡単に) | 受賞者 |
|---|---|---|
| 働いて働いて働いて働いて働いてまいります | 初の女性首相によるインパクト発言 | 高市早苗(内閣総理大臣) |
| エッホエッホ | SNSで流行した擬音語。走る姿に共感の嵐 | うじたまい/うお座 |
| オールドメディア | テレビや新聞など旧来メディアへの皮肉語 | 青山繁晴(環境副大臣・参議院議員・作家) |
| 緊急銃猟/クマ被害 | 住宅街でのクマ出没問題からの新制度 | ガバメントハンター 田澤道弘(羅田町役場)映画『国宝』製作委員会 |
| 国宝(観た) | 映画「国宝」の大ヒットからの合言葉 | 映画『国宝』製作委員会 |
| 古古古米 | 備蓄米をめぐる「令和の米騒動」で話題 | 一般財団法人日本米穀商連合会 |
| 戦後80年/昭和100年 | 節目の年を象徴する歴史系キーワード | 保阪正康(ノンフィクション作家) |
| トランプ関税 | 米国発の突然の関税政策。経済界が混乱 | 赤澤亮正(経済産業大臣) |
| 二季 | 夏と冬だけの気候になりつつある異常気象 | 立花義裕・滝川真央(三重大 大学院) |
| 働いて働いて働いて働いて働いてまいります | 高市首相による決意 | 高市早苗(内閣総理大臣) |
| ミャクミャク | 万博キャラの人気急上昇で注目の存在に | 大阪・関西万博公式キャラクター |
これらの言葉には、政治・経済・文化・SNSトレンドまで、今年の日本の空気感がギュッと詰まっていますね。
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審査員は誰?新語・流行語大賞の選考委員とそのコメント
流行語大賞って、誰がどんな基準で選んでるの?って気になったことありませんか?
2025年の新語・流行語大賞を決定した選考委員(審査員)のメンバーは誰なのかをまとめています。
審査員6名はこの方たち
2025年の選考委員は、文化・芸能・言語に関する専門性と知名度を兼ね備えたこの6名でした👇
- 神田伯山(講談師)
- 辛酸なめ子(漫画家・コラムニスト)
- パトリック・ハーラン(お笑い芸人・パックン)
- 室井滋(俳優・エッセイスト)
- やくみつる(漫画家)
- 大塚陽子(『現代用語の基礎知識』編集長)
この多彩なメンバーが、それぞれの視点で30語のノミネートから「トップテン」と「年間大賞」を選出しました。
審査では、言葉の新しさ・影響力・世相を映しているかどうかが重視されています。
単なるバズワードだけでなく、「時代を象徴するメッセージかどうか」も大事な基準なんだそうです。
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おわりに|2025年の言葉から見える私たちの今
2025年の流行語大賞は、単なる「バズワード」ではなく、私たちの暮らし・感情・価値観の変化そのものを映す鏡のような存在でした。
“二季”に感じる気候の異変、“古古古米”が物語る生活の不安。
日常にそった言葉でした。
一方で、「エッホエッホ」や「ミャクミャク」のように、笑いや可愛さで心をほぐす言葉もありました。
ミャクミャクが登場した頃は「こわい」「きもい」「ぶきみ」などネガティブな声も多かったけど、関連グッズは飛ぶように売れ万博の盛り上がりそのものを象徴した存在になりました。
新語・流行語大賞を見ると「言葉」がいかに力を持つか、そして時代をうつしているなと思います。
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