2025年の流行語大賞を見て、「あれ?ユーキャンの名前がない…?」と感じた人は多いはずです。
「いつもの流行語大賞とはべつもの?」
それもそのはず、今年の正式名称は「T&D保険グループ presents 現代用語の基礎知識選 新語・流行語大賞」となっており、ユーキャンの文字はどこにも見当たりません。
主催者が変わったのか?
今年は流行語大賞が2つあるのか?…そんな疑問がわいてくるのも無理はありませんね
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流行語大賞の本当の主催者は?
いままで流行語大賞の主催はユーキャンだと思っていた人も多いはず。
年末のユーキャン主催のイベントだと。
でも実際の主催者は出版社の自由国民社で、1984年の第1回目よりずっと変わっていません。
自由国民社が毎年発行している辞典『現代用語の基礎知識』に収録される新語・流行語をもとに選定されています。
自由国民社の『現代用語の基礎知識』とは
『現代用語の基礎知識』は、自由国民社が毎年出している“その年の世の中がまるっとわかる”辞典みたいな本です。ニュースでよく聞く政治や経済のことから、流行った言葉など幅広く紹介されていて、「今年ってどんな年だったっけ?」と振り返るのにぴったり。
実はこの本に載ってる新語や流行語を元に、「流行語大賞」が選ばれているんです。
つまり、大賞の“元ネタ”になってる存在なんですね。
新語・流行語大賞はどうやって決まる?
新語・流行語大賞の流れを簡単にまとめると、こうなります👇
- 主催者は「自由国民社」
→ 用語辞典『現代用語の基礎知識』を発行している出版社 - ノミネート語は編集部と事務局が選出
→ 年間を通じて話題になった言葉をリストアップ - 選考委員がトップテン&年間大賞を選定
→ 芸能人や評論家などで構成される審査員団 - 協賛企業(例:ユーキャン、T&D保険グループ)が広報・表彰式をサポート
1〜3まではずっと同じで、2025年の新語・流行語大賞で変わる部分は4の協賛企業です。
ここがユーキャンからT&D保険グループに変わったということなんです。
授賞式もユーキャンのロゴが目立ってたし、ずっと「ユーキャンの新語・流行語大賞だったから、新語・流行語大賞はユーキャンの年末のイベントだと定着していました。
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まとめ|ユーキャンの名前が消えたのは「協賛交代」だった
- 主催は変わっていない「自由国民社」
- 主催変更や「別の賞ができた」わけではない。
- ユーキャンはこれ2024年までのスポンサーだった。
- 2025年からはT&D保険グループが新スポンサー
- 選考の仕組みやルールは何も変わっていない
- だから、「流行語大賞」はこれまで通り楽しめます!
スポンサーの名前が変わっても、私たちが「今年はどんな言葉が選ばれるんだろう」とワクワクする気持ちは同じですね。
そして「新語・流行語大賞」の次に気になるのが、やっぱり「今年の漢字」。
もうこれは12月の風物詩ですよね。
ニュースで発表されるのを見ると、「ああ、今年ももう終わるんだなぁ」と実感します。
流行語とセットで振り返ると、その年の空気感がよくわかる気がします。
どんな一年だったかを言葉や漢字で締めくくる――やっぱりこれがないと年末は始まりませんね。
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