おせち料理にときどき入っている、赤くてうずまき形のショートパスタのようなもの。
見た目がちょっと不思議で「これ何?」と思ったことはありませんか?
その正体は「ちょろぎ」と呼ばれる食材です。
家庭料理ではあまり見かけませんが、実はおせちに欠かせない“縁起物”なんです。
この記事では、ちょろぎの意味や由来、どんな食材なのか、さらにどこで買えるのかまで詳しくご紹介します。
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「ちょろぎ」ってどんな食べ物?

ちょろぎはシソ科の多年草で、食べる部分は地中にできる茎の根っこの塊茎(かいけい)の部分です。
ぐるぐるとした形が特徴で、貝殻やツイストパスタのような見た目をしています。
収穫されたちょろぎは白っぽい色をしていて、時間がたつと黄色みをおびてきます。
よく見かける赤いちょろぎは梅酢などで色付けされたもの。
保存や見た目のために加工されています。
また、ちょろぎは中国では漢方薬にも使われることがあり、栄養価も高め。
体にも良い食材なんですよ。
ちょろぎって何?おせちに入っている意味とは?

ちょろぎは、漢字で書くと「長老喜」。
もう見るからに縁起ものですね。
この名前には「長寿を喜ぶ」「喜びが長く続くように」という願いが込められています。
おせちは新年の健康や幸せを祈る料理なので、ちょろぎはその縁起の良さから定番の一品として使われているのです。
赤い色もお祝いごとにぴったり。
見た目も華やかで、重箱の中でアクセントになります。
黒豆とちょろぎはセット?

市販のおせちでは、黒豆の横に赤いちょろぎが添えられていることがあります。
黒と赤というコントラストはおせちの重箱を一層華やかに彩ります
実はこの組み合わせ、単なる彩りではなくしっかりとした意味が込められているんです。
黒豆は「まめ(健康的に、まじめに)に暮らすように」という願いが込めらた食材。
そして、そこに「長寿を喜ぶ」という意味を持つちょろぎを添えることで、「健康で、長く幸せに暮らせますように」という二重の縁起かつぎになるのです。
ふっくらとした黒豆と、カリカリとしたちょろぎの食感の違いも絶妙なバランス。
栄養面でも、黒豆のたんぱく質と、ちょろぎの食物繊維やミネラルが組み合わさり、見た目・意味・味・栄養のすべてで理にかなった“名コンビ”といえますね。
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ちょろぎはどこに売ってる?
ちょろぎは主に12月に収穫され、年末になるとスーパーや百貨店の食品売り場で漬物として出回ります。
- 梅酢漬け
- 甘酢漬け
- 塩漬け
家庭でおせちを作る方や、縁起物として食べたい方には通販がおすすめです。
ネットなら通年で購入できるものもあります。
お菓子感覚で食べれるちょろぎはダイソーにある?
お菓子感覚で気軽に食べれるチョロギもあります。
ダイソーで売ってるとネットで見たことがありますが、私は見たことはありません。
ダイソーならどの店舗でも売ってるというわけではないみたい。
今度ダイソーの食品売場に行ったら探してみようと思います。
通販ではお菓子感覚で食べれるチョロギが売っています。
個包装なので携帯にもよさそう。
チョロギ大好きな人も、チョロギってどんな味?どんな食感?と気になる人は試してみるのもいいですね。
カリカリ食感とほどよい酸味がクセになる!
持ち歩きにも便利な食べきりサイズで、おやつやおつまみにぴったりです。
↓↓↓

ちょろぎの種芋も通販で買える!
自分で育ててみたい人はちょろぎの種芋や苗を通販することもできます!
こちらの苗は芽吹いてから、4月下旬頃の発送で予約受付中です。
自分で育てて収穫するという楽しみがありますね。
まとめ:ちょろぎは見た目も意味も魅力的な“縁起食材”
おせち料理に添えられている赤くて巻き貝のような不思議な食材「ちょろぎ」
ちょろぎのおせちに入れる意味を知ることで、ちょろぎはただの飾りではない大切な存在だとわかります。
ちょろぎは「長老喜」とも書かれるように、長寿や喜びを象徴する縁起の良い食材です。
特に黒豆と並べて使うことで「健康で、長く幸せに生きる」という願いが重なります。
お菓子感覚で楽しめるちょろぎも通販で人気だし、私が知らなかっただけでちょろぎってメジャーなんだなと思いました。
そして種芋や苗を購入して収穫するという楽しみ方もあります。
ぜひ一度その魅力をじっくり味わってみてくださいね。
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