
おせち料理に入っている、つやつやした黄色い果実。
それは 金柑(きんかん)の甘露煮 です。
金柑といえば「のど飴」を思い浮かべる方も多いですが、昔から冬の風邪予防に、はちみつ漬けや砂糖漬けで常備されてきた果物。
ビタミンCが豊富で、美容や健康にも役立つうれしい食材です。
この記事では、金柑甘露煮の 簡単な作り方・おせちに入る意味・通販での購入方法 をまとめて紹介します。
スポンサーリンク
金柑甘露煮の簡単な作り方

金柑甘露煮は、基本的に 砂糖と水で煮るだけ なので意外と簡単です。
材料(金柑10個分の目安)
- 金柑:10個(金柑1個の重さは平均20グラム前後です)
- 砂糖:100g(目安。金柑の重さの半分ぐらい)
- 水:ひたひたになる程度
作り方
- 金柑をよく洗い、へたを取る。
- 皮にタテに数本の切り込みを入れる。
- 沸騰したお湯に金柑を入れ一煮立ちさせる。
- 水を張ったボウルに入れ、約1時間ほどさらして苦みを抜く。
- つまようじや竹串で切り込みから種を取り出す。(面倒なら省略可)
- 鍋に金柑と水を入れ、砂糖を加える。
- 落とし蓋をして弱火でコトコト煮詰め、汁気が少なくなったら完成。
👉切り込みは味を染み込ませる&種を取りやすくするため、私は切り込みは6本ぐらい入れます。
👉砂糖の量は半分ぐらい入れて好みで増やす。
👉 種を取ると食べやすく、口当たりもよくなります。
👉 苦みをやわらげるために「水さらし」を挟むのがポイントです。
おせちに金柑甘露煮を入れる意味
金柑はその名のとおり 「金冠(きんかん)=金の冠」 を連想し、富や繁栄を象徴する縁起物。
つややかな黄金色は、食卓を華やかにするだけでなく 「金運アップ」 を願う意味も込められています。
金柑も 若桃甘露煮 のように、おせちに入れると彩りが美しく縁起が良いとされています。
さらに金柑は「運盛り食材」のひとつとして、冬至やお正月に食べられてきました。
スポンサーリンク
金柑の入手方法
金柑は冬の果物なので、12月ごろになるとスーパーの果物売り場で赤いネットに入って並ぶことが多いです。
おせち料理の時季に比較的手に入れやすい果物です。
生の金柑をそのまま重箱や大皿に盛り付けても彩りはきれいですが、苦みが強いのでおせちに使う場合は甘露煮にすると食べやすくなります。
通販で買える金柑甘露煮
手作りが難しい場合や時間がないときは、通販で購入するのが便利です。
瓶詰めやパック入りの金柑甘露煮なら、開けてすぐに使えて安心。
通販ページではヨーグルトや紅茶に入れるデザート用途が多く紹介されていますが、
おせち料理に盛り付けても鮮やかな彩りと「金冠=金運アップ」の縁起を兼ね備えた一品になります。
▶ 楽天で金柑甘露煮をチェックする
金柑甘露煮の盛り付けのポイント
金柑の甘露煮を重箱に入れる盛りつけのポイントです。
・黒豆や昆布巻きなど濃い色のおかずの横に置くとコントラストが映える
・重箱の隙間を埋めるように入れるて華やかさアップ
・他のおせちに甘さが移らないように汁気が多い場合は軽く汁気をふく
・黒豆や栗きんとんと同じ「甘味枠」なので全体のバランスを考えて盛る
まとめ
- 金柑甘露煮は砂糖で煮るだけの簡単レシピで作れる
- おせちに入れる意味は「金冠=金の冠」で、富や繁栄・金運アップを象徴
- スーパーで入手できるが、手作りが大変なら 通販の甘露煮 が便利
新しい年の食卓に、金柑甘露煮を添えてみてはいかがでしょうか?
あわせて読みたい
若桃甘露煮とは?読み方・おせちに入る意味・通販で買えるおすすめ紹介
スポンサーリンク