ビニール製のデスクマットにシールを貼っていたら、きれいに剥がれずベタベタした跡が残ってしまった…そんな経験はありませんか?
今回は「ビニール素材に貼ったシール跡をきれいに落とす方法」を実体験をもとにご紹介します。
お子さんの机や、文房具、家具に貼ったシールを剥がすときにも役立つ内容です。
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シールをはがしたのに跡が残る…ビニール素材の“いやなパターン”

子どもから「デスクマットのシールがきれいに取れない」と言われて見てみると…案の定、白く紙が残ってベタベタ。
これは私が一番イヤなパターン。
ビニール素材の上に貼ったシールを途中まではがして「あと少し!」というところで失敗してしまうと、紙の裏側だけが残って見た目も悪く、手触りもベタつくんですよね。
上の写真のように、白っぽく残った紙片や接着剤の跡が取れず、見るたびにモヤモヤ…。「どうにかきれいにしたいけど、素材を傷めたくない」
そこで今回は、クレンジングオイルを使ってシール跡を取る方法を試してみることにしました。
「白い部分やベタベタが簡単に取れる」と聞いてはいたものの、実際にどれだけ効果があるのか一度やってみたかったんですよね。
この記事では、クレンジングオイルでのシールを剥がす実験結果と、他にもシール剥がしに使えるアイテムや方法をあわせてご紹介します。
ちなみに私が今回使ったのは、ソフティモ ディープ クレンジングオイル。
市販のクレンジングオイルなら基本どれでも代用できると思いますが、私はこれを使いました。
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クレンジングオイルでシール跡がスッキリ落ちた!
「白く残った紙の部分やベタベタ、ほんとうに取れるの?」
そう思いながら、今回はクレンジングオイルを使って実際にシール跡を落としてみました。

■クレンジングオイルをシール跡に塗る
まずは、白く残ってしまったシール跡にクレンジングオイルを順番にかけていきます。

しばらく放置してから、ティッシュでふき取ってみると…
■なんと…スルッと跡が消えた!

ゴシゴシこすることなく、シール跡がきれいに取れました!
ベタベタも残らず、マットの透明感もそのまま。
思っていた以上に簡単でした。\感動/
シールが貼られたままの新品のグラスにも試してみたところ、このクレンジングオイルの方法できれいにグラスの底のシールを剥がすことができました。
クレンジングオイル以外のシール剥がし方法

今回はクレンジングオイルでシール跡を落としましたが、家にある身近なもので代用することもできます。ここでは代表的な方法をご紹介します。
1. 台所用中性洗剤+ラップ
- シール跡に台所用中性洗剤をかける
- その上にラップをかぶせて 10分ほど放置
- 水で洗い流す、または布で拭き取る
👉 ラップでフタをすると効果が大きい。
👉 油分に強い中性洗剤が粘着剤を分解してくれます。
2. 除光液またはアルコール(消毒用アルコール)
- ティッシュや布にしみこませてこすり落とす
👉 除光液は強力で頑固な跡に効果的。
※ビニール・プラスチックなど素材によっては 変色や劣化のリスクあり注意。
👉 消毒用アルコール(エタノール)は安全性が高く、ベタベタ除去に便利です。
👉揮発性が高いため、必ず換気しながら作業する。
3. ハンドクリーム
- 油分の多いタイプをシール跡に塗る
- 数分後にティッシュで拭き取る
👉 化粧品なので安心感がある。
👉粘着が強いシール跡には効果が弱いことも。
4. メラミンスポンジ
- 水を含ませて、シール跡を軽くこすり落とす
👉 ビニールやコーティング面は キズがつく恐れがあるので慎重に。
5. シール剥がしポイントまとめ
家にあるものでシールを剥がす方法ですが・・・
- 落とす前に素材を確認することが大事
- まずは安全な「中性洗剤」や「アルコール」から試すのがおすすめ
- 目立たない場所でテストしてから行うのが安心
- 強力な薬剤や物理的に削る方法は、最終手段として実行する
きれいに剥がすには熱や水分を使う

そもそも“きれいに剥がす”には熱や水分を使うと◎
シールをはがす段階で失敗しないための工夫もご紹介します。
シールをはがしやすくするコツ
- お湯でふやかす(紙系の素材や耐水のものに)
- ドライヤーで温める(熱に弱い素材には注意)
粘着剤は温めるとゆるむので、最初に熱で柔らかくしてから剥がすと、跡が残りにくくなります。
水を使えるものはお湯につけてふやかして、水を使えないものはドライヤーで熱を加えておくとシールがはがしやすくなります。
これで、いきなりシールをはがすよりはかなりきれいに取れます。
⚠ プラスチックやビニール素材は熱で変形することもあるため、短時間&距離を離して加熱を。
まとめ|ベタベタのシール跡もこれで解決!
「ビニールについたシールの跡が取れない」「白い紙の部分だけ残って見た目が悪い」
そんなときは、クレンジングオイルをはじめとした身近なアイテムを使えば、こすらずきれいに剥がせます。
試すときは素材に注意しながら、焦らずじっくり取り組むのがコツ。
お気に入りの机や文房具を、もう一度きれいに蘇らせてみてくださいね!
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