新しい人物と新しいデザインで新紙幣が2024年に発行予定です。
11月10日のGoogleのロゴが津田梅子で、1915年(大正4年)の11月10日 に 勲六等宝冠章を受勲したという記念日だからのようですが、関連の画像に津田梅子の肖像画の5000円札があったので、新紙幣になることを思い出しました。
「そういえば、お札の人物が変わるとか言ってたな?」と。
その新紙幣のニュースを聞いたのはかなり前だったような気がするから、いったいいつから新しいデザインのお札が発行されるのか気になって調べると、新紙幣の発行は2024年度上期ということです。
まだ先なんですね。
そして気になると言えば、
・新紙幣の顔に選ばれたのがなぜ北里柴三郎・津田梅子・渋沢栄一の3人なのか?
・もしかしてお札のサイズも変わる? などですね。
新紙幣の人物は誰、なぜ選ばれた
新紙幣の表の肖像画の人物は北里柴三郎・津田梅子・渋沢栄一の3人ですが、なぜ選ばれたのでしょうか?
財務省のホームページから引用するとこういう理由なんですね。
新しい紙幣の肖像になる渋沢栄一氏、津田梅子氏、北里柴三郎氏は、それぞれの分野で傑出した業績を残すとともに、長い時を経た現在でも私たちが課題としている新たな産業の育成、女性活躍、科学の発展といった面からも日本の近代化をリードし、大きく貢献した方々です。
三者ともに、日々の生活に欠かせず、私たちが毎日のように手に取り、目にする紙幣の肖像としてふさわしいと考えています。
三人とも現代の日本のそれぞれの分野の基礎をつくりあげた偉人です。
渋沢栄一(新1万円札)
日本資本主義の父と言われる人物で、渋沢栄一が設立や経営に関わった会社は約500社あり、約600もの団体に社会公共事業として関わっています。
津田梅子(新5千円札)
女子英学塾(現:津田塾女子大学)の創設。
岩倉使節団のうち最年少(わずか6歳)で渡米しました。
長いアメリカ生活で帰国した時は日本語もできず、日本の風習になじめず苦労された方ですが、日本の女子教育に取り組まれました。
日本の女子教育の先駆者です。
北里柴三郎(新千円札)
破傷風の治療法の開発、ペスト菌の発見などで知られるる医学者です。
日本の細菌学の父、近代日本医学の父とも言われています。
北里大学創設。
新紙幣の裏面のデザインはどうなる
新しいお札になるので、もちろん裏面のデザインも変わります。
新1万円札・・・東京駅(丸の内駅舎)
新5千円札・・・藤
新千円札・・・葛飾北斎の4富嶽三十六景のひとつ「神奈川沖浪裏(かながわおきなみうら)」
裏面ってじっくり見ることはないから、何が書かれているかと聞かれてもあいまいにしかわかりませんよね。
ちなみに現在の紙幣の裏は、
1万円札福沢諭吉の裏面は・・・鳳凰像
5千円札樋口一葉の裏面は・・・燕子花図
千円札野口英世の裏面は・・・富士山と桜
新紙幣のサイズは変わる?
新紙幣のサイズも大きくなるのか小さくなるのか気になりますが、新紙幣のサイズは現行サイズと同じです。
お札のサイズが大きくなったらお財布も新しいものに買い替え買えないといけないけど、現行サイズより大きくなることはないだろうし、新紙幣のサイズは変わらずです。
1万円札・・・76×160mm
5千円札・・・76×156㎜
千円札・・・76×150㎜
新紙幣のまとめ
・新紙幣は2024年に発行される予定です。
・渋沢栄一(1万円札)津田梅子(5千円札)北里柴三郎(千円札)