秋になると、風にゆれるコスモスの花が各地を美しく彩ります。この記事では、2025年の秋に訪れたいおすすめのコスモススポットを関西のエリアから10カ所ご紹介します。どのスポットも写真映え抜群で、家族連れやカップル、ソロ旅にもぴったり。アクセス情報もあわせて掲載しているので、秋のお出かけ計画にぜひ役立ててください。
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関西でコスモスを楽しむならココ!

淡路島「あわじ花さじき」
淡路島の北部に位置する「あわじ花さじき」は、標高約300mの高台にあり、眼下に広がる海と空、そして一面に咲き誇る約55万本のコスモスが作り出す絶景が魅力です。特に展望台からの眺めは圧巻で、青空と花畑のコントラストが写真映え抜群。9月下旬から10月中旬にかけてが見頃で、早朝や夕方には柔らかな光が花を美しく演出します。季節ごとの花々も楽しめるので、リピーターにも人気のスポットです。
【アクセス】JR「舞子駅」から高速バスで「淡路IC」下車後、車で約10分。駐車場あり(有料)。
兵庫「清住コスモスまつり」(丹波市)
丹波市の高台に広がる「清住コスモスまつり」は、約500万本のコスモスが山あいの畑一面を彩る、まさに自然が作るコスモスの絨毯。見晴らしの良い高台から眺めれば、風にそよぐ花々と周囲の山々との調和が、心を癒やしてくれます。秋限定の地元グルメの出店や、特産品の直売もあり、観光と食を同時に楽しめるのも魅力。自然とふれあいながら、ゆったりとした時間を過ごしたい方におすすめです。
【アクセス】JR「柏原駅」からタクシーで約10分。舞鶴若狭道「春日IC」から車で約15分。駐車場あり(有料)。
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兵庫「しかた広尾東コスモス畑」(加古川市)
加古川市志方町にある「しかた広尾東コスモス畑」は、段々畑を活かしたユニークな地形にコスモスが広がる、地域密着型の癒しスポットです。毎年秋には地域の人たちが協力して整備しており、切り花体験や特産品販売も行われ、ちょっとした秋祭りのような雰囲気が味わえます。観光地化されすぎていないため、素朴であたたかい雰囲気の中でのんびりと過ごせるのが特徴です。
【アクセス】JR「宝殿駅」から神姫バスで約20分。車は加古川バイパス「加古川西IC」から約10分。駐車場あり。
兵庫「神戸総合運動公園 コスモスの丘」
神戸市内にありながら、自然をたっぷり感じられる「神戸総合運動公園 コスモスの丘」は、約10万本のコスモスが秋空の下でゆらゆらと揺れます。整備された遊歩道やベンチも点在しており、お弁当を持ってピクニックも楽しめるのが魅力。ペット同伴OKなので、愛犬との散歩コースとしても人気です。運動公園ならではの広さと開放感の中で、ゆったりとした時間を過ごせます。
【アクセス】神戸市営地下鉄「総合運動公園駅」から徒歩5分。駐車場あり(有料)。
京都「夢コスモス園」
関西最大級の規模を誇る「夢コスモス園」では、約800万本・20種類以上のコスモスが咲き誇ります。広大な花畑の中には、ユニークなかかしが並ぶ「かかしコンテスト」や、地元グルメや手作り雑貨が並ぶマルシェなども開催され、一日中飽きずに楽しめるのが魅力です。ファミリーにもカップルにも人気で、園内のどこで写真を撮っても美しく映えます。ペット連れもOKで、秋の行楽にぴったりな場所です。
【アクセス】JR「亀岡駅」からシャトルバス運行。車は京都縦貫道「亀岡IC」から約5分。駐車場あり(有料)。
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奈良「般若寺(コスモステンプル)」
「コスモステンプル」の異名を持つ奈良の古刹「般若寺」では、歴史ある建物とコスモスのコントラストが魅力。境内には約15万本のコスモスが植えられており、和の雰囲気と季節の花が調和する空間に心が和みます。静かな雰囲気の中でゆっくりと花を眺められるため、観光客だけでなく地元の人にも愛されるスポットです。風情のある写真を撮りたい人にもおすすめ。
【アクセス】近鉄「奈良駅」から奈良交通バスで「般若寺」下車すぐ。駐車場あり(有料)。
大阪「とよのコスモスの里」
能勢の自然に囲まれた「とよのコスモスの里」は、約100万本のコスモスが大人の背丈ほどまで成長し、まるで花の迷路に迷い込んだかのような体験ができます。コスモス畑には散策路が整備されていて、写真を撮ったり、家族でのんびり歩いたりするのに最適。週末には地元産品の販売やイベントもあり、秋の味覚も楽しめます。自然の中で非日常を味わいたい人には特におすすめのスポットです。
【アクセス】能勢電鉄「妙見口駅」から阪急バスで「吉川中」下車、徒歩約20分。駐車場あり(有料)。
大阪「万博記念公園 コスモス・コキアフェスタ」
大阪を代表する公園、万博記念公園では、毎年秋になると「コスモス・コキアフェスタ」が開催され、約30万本のコスモスと、真っ赤に色づくコキアのコラボレーションが見られます。公園内にある「太陽の塔」を背景にすれば、インスタ映え間違いなし。園内は広く、ベンチやカフェも点在しているので、のんびりと散策できます。イベント期間中はミニライブや屋台も出ることが多く、家族や友人とのお出かけにもぴったりです。
【アクセス】大阪モノレール「万博記念公園駅」から徒歩5分。駐車場あり(有料)。
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大阪市立 長居植物園(長居公園)
大阪市の中心部に位置する「長居植物園」では、約10万本のコスモスが秋に彩りを添えます。園内は整備が行き届いており、小さなお子様連れでも安心して楽しめる環境。温室や庭園も併設されており、コスモス以外にも多くの植物に触れ合えます。駅からのアクセスも良く、都心で気軽に自然を感じたい人におすすめ。休日の散策やデートにもぴったりの場所です。
【アクセス】Osaka Metro御堂筋線「長居駅」から徒歩5分。駐車場あり(有料)。
堺・緑のミュージアム ハーベストの丘(大阪府堺市)
堺市にある「ハーベストの丘」は、テーマパークのように楽しめる施設で、秋には約15万本以上のコスモスが丘一面に咲き誇ります。動物とのふれあいや、パン作り・アイス作りなどの体験型アクティビティも充実しており、家族で一日中楽しめます。園内には飲食店や売店もあり、手ぶらで訪れても満足度が高いのが魅力。自然・花・体験がすべてそろった万能スポットです。
【アクセス】泉北高速鉄道「泉ヶ丘駅」からバスで約20分。阪和道「堺IC」から車で約15分。駐車場あり(無料)。
関西のコスモスの見頃時期は?

9月下旬~10月上旬:早咲き品種が見頃に
関西では、例年9月中旬から早咲きのコスモスが見頃を迎え始めます。特に南部や沿岸部のスポットでは開花が早く、例えば淡路島の「あわじ花さじき」や大阪の「とよのコスモスの里」では、9月下旬にはすでに色とりどりの花が咲き始めます。この時期は観光客もまだ少なく、混雑を避けてゆっくりと写真を撮ったり散策したりできる穴場タイミングでもあります。気温もやや高めの日が多いため、服装は涼しめで動きやすいスタイルがおすすめです。なお、早咲き品種は草丈が低めで撮影しやすく、カメラ初心者にもぴったりなタイミングです。
10月中旬:関西全域でピークを迎える
10月中旬になると、関西全域のコスモスが一斉に見頃を迎えます。この時期は「夢コスモス園」や「清住コスモスまつり」、「長居植物園」など、規模の大きなスポットも満開を迎えるため、秋のお出かけシーズンとして非常に人気です。週末には家族連れや観光客で賑わうため、できれば平日や午前中の早い時間に訪れるのがベスト。気温も安定し、空気も澄んでくるので、青空とコスモスのコントラストがより美しくなります。この時期は写真映えを狙いたい方にとって最もおすすめのタイミングです。
10月下旬~11月上旬:遅咲き品種が楽しめるスポットもあり
コスモスの見頃は11月上旬まで続くスポットもあり、特に遅咲き品種を育てている「ハーベストの丘」や「万博記念公園」などでは、10月下旬からも美しい花景色が楽しめます。少し肌寒くなってくるこの時期は、人出も落ち着き、落ち着いた雰囲気の中でコスモスを観賞できます。紅葉とコスモスが同時に楽しめる場所もあるため、秋の自然を満喫したい人にはぴったりの時期です。また、ハロウィンイベントと合わせて楽しめる施設もあるため、家族での訪問にも向いています。
コスモス畑でやってみたい過ごし方5選

花摘み体験で自分だけの花束を
一部のコスモス畑では、花摘み体験ができる場所もあります。自分で選んだ花をその場で摘んで、お土産として持ち帰ることができるのは特別な体験。家に帰ってからもコスモスの美しさを楽しめるだけでなく、花のある暮らしを手軽に取り入れられるのも魅力です。小さなお子さんにとっても、花を摘む体験は自然とのふれあいの良いきっかけになります。摘んだ花はペットボトルに水を入れて持ち帰ると長持ちします。料金は1本数十円〜数百円が一般的で、手軽に楽しめるアクティビティとして人気です。
お弁当持参で秋のピクニック
コスモス畑でのんびりと過ごすなら、お弁当を持参してピクニックを楽しむのがおすすめです。秋は気温も穏やかで湿度も低く、外での食事にぴったりの季節。お気に入りのおにぎりやサンドイッチ、温かいスープを持っていけば、花を眺めながらリラックスした時間が過ごせます。ベンチや芝生スペースが用意されているスポットも多いので、レジャーシートさえあれば手軽にアウトドアランチが楽しめます。花の香りと風に包まれて食べるお弁当は、普段とは違う美味しさ。友達同士やカップル、家族連れにもぴったりの過ごし方です。
映える写真スポットを探して宝探し気分
コスモス畑はどこで撮っても絵になりますが、少し視点を変えて“映える”写真スポットを探すのも楽しい過ごし方の一つです。丘の上からの風景、道のカーブに沿って咲くコスモス、背景に山や建物が見える場所など、視点を変えるだけで写真の印象がガラリと変わります。まるで宝探しのように「ここだ!」と思える場所を探しながら歩くのは、撮影に興味のない人でも夢中になること間違いなし。SNSに投稿する写真を探すのも楽しいですが、何より“自分だけの1枚”を見つける体験は特別な思い出になります。
子どもと一緒に虫探しや自然観察
コスモス畑は、子どもにとっても楽しい遊び場。花の間を歩きながら、バッタやテントウムシ、蝶などの小さな生き物を探してみましょう。自然の中にいると、普段では気づかないような発見がたくさんあります。「この虫は何?」と親子で調べながら観察するのも、学びの時間になります。図鑑やスマートフォンの検索アプリを使えば、その場で名前や特徴を調べることも可能。自然と触れ合いながら学べる環境は、子どもの好奇心を育てる最高の機会になります。虫よけ対策や長袖の服装も忘れずに準備しましょう。
地元グルメやマルシェも楽しもう
コスモスイベントが開催されるスポットでは、地元の特産品やグルメが楽しめるマルシェが同時開催されていることも多くあります。新鮮な野菜や果物、地元ならではのお菓子やお弁当、手作り雑貨など、花を見るだけではない楽しみが詰まっています。その土地の味を知ることができるグルメは、お土産にもぴったり。特に秋は収穫の季節なので、美味しいものがたくさん並びます。地域の人とのふれあいも楽しめるので、より深い旅の思い出になるでしょう。グルメ目的で訪れても大満足の一日になること間違いなしです。
まとめ
関西には、コスモスを楽しめる美しいスポットが数多く存在しています。淡路島の絶景から、大阪・京都・奈良・兵庫に広がる広大な花畑、そして歴史ある寺院との組み合わせまで、どの場所にもそれぞれの魅力があります。2025年の秋は、見頃のタイミングをしっかり確認して、お気に入りのスポットへぜひ足を運んでみてください。自然の中でリラックスしながら、心と体をリフレッシュできる素敵な時間が待っています。カメラ片手に、今年ならではの秋を満喫しましょう!
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