春と言えば卒業シーズンですが、卒業式を前に卒業旅行に行ったり、ごはんを食べに行ったり、学校の校舎で校庭で写真を撮りまくったり、記念になるものを作ったり買ったり
何か思い出を残しておきたいですよね。学生時代、キラキラした青春の思い出は一生の宝物です。
タイムカプセルっていつあけるの?
小学生ならよく卒業式に未来の自分相手に書いた手紙なんかを入れたタイムカプセルをうめるというイベントもよくあります。ドラマでも自分あてに書いた手紙、好きな人にあてた手紙、絵、作品、写真、クラスの思い出の品などをまとめてうめて、大人になったとき
みんなで掘り起こす。
でもタイムカプセルっていつ開封するの?
■地元をはなれてしまったら
よく聞くのは成人式に小学校に集まってうめたタイムカプセルを掘り起こすというものですが、成人式だからといって地元に帰ってきてない人もいてるし、何か連絡がまわってこないと、行きにくい。卒業式の日に「8年後の成人式の日にここに集まろう」ということになっても、そのまま同じ中学にいってそこそこつきあいがないと、中学受験で地元でない学校に行ったり転校したりで、小学生のときの友だちと疎遠になっていたら、いきなりは行きにくいです。
■見たいけど今さらどうすればいいの?
そして成人式の日に集まろうという決め事もなく、思い出作りでタイムカプセルをうめたら、連絡がまわってくるまでどうすることもできないし、そのままうめたという思い出だけ残って、自分の子どもが小学校を卒業するころ「そう言えば小学生のときタイムカプセルうめたけどどうなたんだろう」と思い出すかもしれませんね。
じっさい、タイムカプセルをうめただけで、30代40代になって
「あのタイムカプセルってどうなったんだろう。」と思っている人も多いです。
小学校の先生なんて当時の先生がいてるかどうかもわからないし、校舎の建て替えや校庭の整備で自分が通ってたころとはずいぶん変わっていることもあります。
うめないタイムカプセル
校庭の片隅にうめたタイムカプセルは、もしかしたらいたずらで掘り起こされてしまうかもしれないし、タイムカプセル用のものを使わないと中に入れた写真や手紙が劣化してしまうかもしれない。そして卒業した頃のおもかげがないぐらい学校がかわっていたら、どこにタイムカプセルをうめたかわからなくなってるかも。
最近はそういう心配がないように、手紙や写真や思い出の品のお預かりサービスというものがあります。
■未来の自分に思い出を送るシステム
うめないタイムカプセルは、手紙や思い出の品を預けるサービスになります。
取扱会社によって多少はちがいますが、大まかな流れとしては、サービスに申し込んでお金を払い手紙や品物を預ける。
そして手紙や品物は自分が指定した日に届けられるというものです。数ヵ月後から1年後の自分へ、10年後の自分へという風に。もちろん誰かが代表者になってグループで預けることもできます。
■利用料金や預かり年数の目安
未来便.com http://www.miraibin.com/
10年で 手紙3000円 小包5000円~9000円
おもひでカプセル便 http://omoide.ccu.jp/
10年で 手紙4100円
タイムカプセル郵便 http://www.yushu.or.jp/tegami/future/index.html
10年で 手紙2000円
タイムカプセル http://www.timecapsule.co.jp/
こちらは、個々に専用の容器に入れれるようになっているので、小学校など学校の行事などでまとめてするときによさそうですね。
小学1年生のときに6年生になった自分あてにタイムカプセルを作って卒業式の日にもらうというのも感動ものです。
卒業だけじゃない、使い方いろいろ
卒業にあたって、将来の自分や友だちにあてた手紙や思い出の品物や写真やCDやDVDやいろいろ預けるということも楽しいですが、子どもが生まれた時に赤ちゃんの写真にそえて流行ってた音楽や映画や初めてはいた靴下や、初めて食べたお菓子のパッケージとかをつめて成人式の日に届けられるようにしたり、子どもだけでなく、10年後の自分に「足腰はしっかりしてますか?まだまだがんばってね」などメッセージを送るのもおもしろそうです。何かおもしろいことができそうです。