
「防水ガジェット」と聞くと、雨の日に使うイメージがあるかもしれません。 でも実は、お風呂、キッチン、アウトドア、災害時など、日常生活のあらゆる場面で活躍してくれる便利アイテムなんです。 この記事では、防水ガジェットの基本や選び方、そして用途別のおすすめ製品や活用例をご紹介します!
防水ガジェットとは?なぜ注目されているのか
防水ガジェットとは、水に濡れても故障しにくいように作られた電子機器やアクセサリーのことです。
スマートフォン、ワイヤレスイヤホン、防水スピーカー、モバイルバッテリーなど、幅広いアイテムがあります。
こんな場面で活躍!
・雨の日の通勤・通学
・急な雨の中での通話や音楽再生
・お風呂やキッチン、洗面所での動画・音楽再生
・海・川・プールでのレジャー
・災害時の備え(停電・断水対策)
こうしたシーンでは、通常の電子機器では水没や故障のリスクがあります。
その点、防水ガジェットは「濡れても安心」という強みがあるため、日常の中の「うっかり濡れる」「水場で使いたい」といったニーズから、防水ガジェットはますます人気を集めています。
「防水」「防滴」「耐水」の違いにも注意
表記 | 意味 | 使用シーン |
---|---|---|
防滴 | 水しぶきに耐える | 小雨や水はね程度 |
耐水 | 一定の水流に耐える | ランニングやシャワー下 |
完全防水 | 水没にも耐える | プール・浴室・海など |
完全防水という表現はメーカーによって基準が異なり、長時間の水没や高水圧には対応していない場合もあります。使用前に製品の仕様を必ず確認しましょう。
こんな人におすすめ!
・雨の日もガジェットを手放したくない人
・スマホでレシピを見ながら料理する人
・お風呂で音楽や動画を楽しみたい人
・アウトドアや海遊びが好きな人
・非常時に備えて準備したい人
防水ガジェットは、暮らしの安心と快適さを支えてくれる存在なんです。
防水等級の目安と使用シーン
IPX◯」の表記は防水性能のみを示し、防塵性能は含まれていません。
例:「IP67」は防塵6+防水7、「IPX7」は防塵の評価なしで防水のみを示します。
✅ IPX4:あらゆる方向からの水しぶきに耐えられる
- 特徴:水しぶきがどこからかかっても、本体内部に有害な影響を及ぼさない。
- 耐水レベル:弱い
- 使用例:
- 軽い雨の中での使用(傘なしでも短時間OK)
- 洗面所やキッチンの水ハネ対策
- 軽度なスポーツ時の汗・水分対策
- お風呂の脱衣所や浴室近くでの利用(シャワー直撃はNG)
✅ IPX5:あらゆる方向からの強めの噴流水に耐えられる
- 特徴:12.5L/分の噴流水(ホースでの強めの水)にも耐える。
- 耐水レベル:中
- 使用例:
- 強い雨の中での使用(防水スマホやイヤホンなど)
- キッチンでの調理中(誤って水をかけてしまう可能性がある場面)
- 車やバイクでの使用(雨天時)
✅ IPX6:さらに強い水流(暴噴流)に耐えられる
- 特徴:100L/分のより強い噴流水に耐える。
- 耐水レベル:強
- 使用例:
- 暴風雨・台風時の屋外使用
- マリンスポーツやキャンプなど過酷な環境
- バイク用ナビやアウトドアスピーカー
✅ IPX7:一定の水深(水没)でも耐えられる
- 特徴:30分間、水深1mまでの水没に耐える。
- 耐水レベル:水中使用に対応(短時間)
- 使用例:
- お風呂の中(短時間浸かる程度)
- 水辺での撮影用スマホ・アクションカメラ
- 誤って水に落としてしまった場合でも安心
✅ IPX8:水中での継続使用に耐えられる(メーカー定義による)
- 特徴:IPX7よりも上位の性能で、継続的な水没使用にも耐える
- 耐水レベル:非常に強い(水中常用可)
- 使用例:
- プールや海での水中撮影(防水スマホやカメラ)
- 水泳用イヤホンやダイビング機器
- 水中でも操作する必要がある機器
まとめ表(早見表)
等級 | 防水性能 | 使用シーン例 |
---|---|---|
IPX4 | 水しぶき | 軽い雨、洗面所 |
IPX5 | 噴流水 | 強い雨、キッチン |
IPX6 | 暴噴流 | 台風、アウトドア |
IPX7 | 一時的な水没 | 風呂・川・短時間の水没 |
IPX8 | 継続的な水中使用 | プール・ダイビング |
シーン別おすすめ防水ガジェット
洗車中に音楽を楽しむ!防水スピーカー
車の洗車って、意外と時間がかかるもの。
そんなとき、ホースの水が飛び散っても安心なBluetooth対応の防水スピーカーが大活躍。
Bluetooth接続してスマホは車内に置いたままでOK。
防水スピーカーがあれば、洗車しながらお気に入りの音楽を楽しめます。
手元は自由&気分もアップで、洗車タイムがちょっとしたリラックスタイムに変わります。
おすすめ商品:JBL GO3 ポータブルBluetoothスピーカー(IP67)
✔ コンパクト&カラフルで持ち運び簡単
✔ 防水・防塵で屋外使用も安心
✔ 最大5時間再生の手軽さ

雨の日のランニングに!防水イヤホン
「ちょっと小雨だけど走りたい」そんなときに活躍するのが防水ワイヤレスイヤホン。
防水等級IPX5以上のものなら、汗や雨にもしっかり耐えてくれます。
コードがないタイプなら動きやすく、耳から外れにくい設計も◎。
防水+通話対応モデルなら、ランニング中の電話にもスマートに対応できます。
おすすめ商品:Anker Soundcore Life P2 Mini(IPX5防水規格)
✔ 最大32時間再生
✔ 片耳 約4.4gの超軽量で疲れない
✔ パワフルなサウンドで楽しめる

キャンプ・防災に!防水モバイルバッテリー
アウトドアや災害時に頼りになるのが、防水仕様のモバイルバッテリー+LEDランタン機能付きモデル。
夜間や急な雨でも使えるので、テントの中や避難所でも明るさと電源を確保できます。
中にはソーラー充電対応のエコなタイプも。
備えとして1つ持っておくと安心です。
おすすめ商品:ソーラーモバイルバッテリー(IP67防水規格)
✔ 太陽光・手回し・USBの3way蓄電
✔ 63200mAhの大容量
✔ LED懐中電灯搭載

お風呂でもキッチンでも!動画視聴
お風呂でゆっくり動画を観たいとき、キッチンでレシピを見ながら料理したいとき、水濡れが心配でスマホを直接使うのはちょっと不安…。
そんなときに便利なのが、防水スマホケースです。
濡れた手で操作可能でストレスフリー
おすすめ商品:スマホ防水ケース・スマホ防水君Plus(IPX6)
✔壁掛けやスタンドとしても使える2WAY
✔タッチ対応でレシピ動画もスムーズ
✔お風呂でリラックスタイム
防水ケースを使っていても、お風呂の蒸気や高温による結露で故障のリスクがあるため、長時間の使用や浴室内の放置は避けましょう。

野外フェスやプールにも!貴重品も一緒にスマホポーチ
旅行中や野外フェスでスコールやゲリラ豪雨に遭遇することってありますよね。
そんなとき、防水ポーチがひとつあると安心。
スマホの他に現金も一緒に入れれるからプールなどでも活躍します!
便利なストラップ付き
おすすめ:ストラップ付きスマホ 防水ケース (IPX8)
✔ 顔認証・通話・カメラもそのままOK
✔ スマホ・現金をまとめて収納
✔ 水中撮影できる

商品別|防水性能と使用シーン比較表
製品名 | 防水等級 | 特徴 | 使用シーン | 注意点 |
---|---|---|---|---|
Anker Soundcore Life P2 Mini 防水イヤホン | IPX5 | 完全ワイヤレス、最大32時間再生、3つのEQモード | 雨の日のランニング、通勤、通話 | 水没NG/シャワー中の使用は非推奨 |
JBL GO3 防水スピーカー | IP67 | 小型&高音質、防水・防塵、最大5時間再生 | 洗車中、アウトドア、キッチン | 水中使用NG/ポートが濡れた状態で充電不可 |
Anker 537 PowerCore モバイルバッテリー | IP67 | 大容量&LEDライト付き、防塵防滴設計 | キャンプ、停電・災害時 | 水没NG/端子の防水キャップの閉め忘れ注意 |
スマホ防水くん(スタンド型防水ケース) | IPX6 | タッチ操作OK/顔認証OK/卓上スタンドにも対応 | お風呂、キッチン、旅行 | 蒸気による結露/ロック開け忘れに注意 |
ストラップ付きスマホ 防水ケース | IPX8 | 曇りにくい構造/通話可能/ストラップ付属 | 水辺のレジャー、プール、海 | 海水使用後は真水で洗浄/操作中の落下注意 |
いくら防水といっても、過信は禁物です。
- ケースやパッキンの劣化で防水効果が落ちる
- 海水は錆びやすいので真水ですすぐなどの手入れが必要
- 高温多湿(お風呂の蒸気など)も要注意
- 長時間の水中使用
まとめ|防水ガジェットで毎日をもっと快適に
シーンに合わせて防水ガジェットを選ぼう
防水ガジェットは、日常からアウトドア、災害時まで幅広く活躍する、暮らしの安心と快適さをアップしてくれる頼れるアイテムです。
水に強いだけでなく、タフな作りや持ち運びやすさなどもポイントになります。
使用シーンに応じて、防水性能と機能をチェックしながら選ぶことが大切です。
シーンに合わせて選べば、雨の日も、バスタイムも、アウトドアも、もっと自由に楽しめるようになります。この記事を参考に、あなたの生活にぴったりの1台を見つけてみてくださいね。